NTTデータ経営研究所が消費者金融系カードローン利用者1500人対象に行なったアンケートの内容が興味深い内容になっています。(⇒⇒⇒消費者金融ローンランキング)消費者金融からの借入れスタイルを5タイプに分けられています。


一番多いタイプは生活維持借入れタイプ

借入れタイプを多い順に並べると1位生活維持費借入れタイプ36.50%、2位多重借入れタイプ21.80%、3位一時借入れタイプ19.70%、4位趣味娯楽タイプ15.80%、5位少額借入れタイプ6.20%となっている。娯楽趣味タイプが多いのかと思われがちだが、実際は借入金を生活維持費に回しているという切実な利用者が多いという事が判明した。多重借入れタイプは借金返済の為に別の金融会社5社以上からかなり高額な融資を受けている利用者で21.80%とかなり多い。1500人アンケートなので規模が小さいデータではあるが単純に消費者金融利用者の5,6人に1人は多重債務者という事になる。


銀行より消費者金融?!

「消費者金融からお金が借りられない場合はどこから借入れますか」という質問に「銀行」と答えた方は2割であった。これは、現実的な回答としては一番多かったものの、銀行がダメなら消費者金融というイメージとは違い、最初の選択肢として消費者金融を選んで次に銀行という事なのだろう。ユーザーにとっては消費者金融のサービスの方が充実しているという事なのだろう。カードローン選びの基準が変化してきていると言えるでしょう。