カードローンだけではありませんが借りたお金を返し忘れることは想定できます。
そうなるとペナルティとして遅延損害金が発生してしまうのは仕方ありません。
最近のカードローンは借入が簡単なことから、利用することばかり考えて、返済が遅れた時のペナルティのことを意識している人が少ないのが実情です。
カードローンの返済期日までに、当月分の返済額を納めないと債務不履行となり、契約違反の損害賠償として遅延損害金を支払わなければなりません。このことは契約書に記載されています。
遅延損害金の額は金融業者が勝手に決めているのではなく、法律によって上限金利の1.46倍までと定められています。これを超える額については無効となります。
例えば、カードローンを利用して18%の金利で10万円を借り、毎月の返済額を1万円にしたとして、仮に30日滞納とすると遅延損害金は、10,000円×26.28%(18%の1.46倍)×(30日/365日)=216円となります。
小さい額かもしれませんが、もし10万円を1年間返せなければ、遅延損害金だけで26,280円にもなります。100万円だとすると、返済額に加えて26万円を支払わなければなりません。
カードローンで自己破産する場合は、遅延損害金も要因になっています。