「業界4位」アサヒ飲料 ブレンド茶好調 今年の販売目標は4%増(フジサンケイ ビジネスアイ)

[2012-01-20]
 アサヒ飲料は、19日に都内で開いた事業方針発表会で、2012年の販売目標を前年比4%増に設定したことを明らかにした。同社は11年に9%増と販売量を大きく伸ばし、初めてキリンビバレッジを抜いて清涼飲料業界4位に浮上しており、勢いを持続できるかが注目される。

 11年はブレンド茶の「十六茶」など基幹3ブランドの販売が好調で、1%増とみられる市場平均を大きく上回り、過去最高の販売量を更新。12年は、これを725万ケース上回る1億8000万ケースを目指す。基幹3ブランドの目標では、十六茶を2%増、炭酸飲料の「三ツ矢サイダー」と缶コーヒーの「ワンダ」をそれぞれ4%増に設定。東日本大震災の影響で11年に大きく伸びたミネラルウオーター「六甲のおいしい水」は8%増を掲げた。

 会見した菊地史朗社長は「基幹3ブランドの強化などで、売り上げと利益の両方を伸ばし、国内飲料業界での存在感を高めたい」と意気込みを語った。また、11年で9%台後半とみられるシェアについては「10%を確実に達成したい」と述べた。

 一方のキリンは12年の目標を9%増の1億8600万ケースに設定しており、両社が目標通りの数字になった場合は、キリンが再びアサヒを逆転する。両社はグループのビール会社も長年のライバルだけに、清涼飲料分野での競争も激しさを増しそうだ。

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